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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科55巻11号

2001年10月発行

文献概要

文庫の窓から

幕末における木活字版私刊医書

著者: 中泉行史1 中泉行弘1 斎藤仁男1

所属機関: 1研医会

ページ範囲:P.1802 - P.1804

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 江戸末期の木活字版印刷は,寛政11年(1799),幕府の開版事業が昌平坂学問所において行われるようになってから,各藩,各私塾などで盛んになった(川瀬一馬著「古活字版の研究」)。
 幕府は伝統医学を固守するため蘭学者を圧迫し,翻訳書の出版を統制した。「日本洋学編年史」(大槻如電原著,佐藤栄七増訂)などによれば,幕府の蘭学抑制策として次のような項目が記述されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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