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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科55巻12号

2001年11月発行

文献概要

連載 眼科図譜・374

片眼性急性特発性黄斑症の1例

著者: 牧野伸二1 清水由花1 伊野田繁1 大野研一2

所属機関: 1自治医科大学眼科学教室 2大野眼科クリニック

ページ範囲:P.1831 - P.1834

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緒言
 片眼性急性特発性黄斑症(unilateral acute idio—pathic maculopathy:UAIM)は,1991年にYannuzziら1)により初めて報告された疾患概念で,多くは感冒様症状に引き続いて,急激な片眼性の視力低下で発症し,黄斑部のみの滲出性網膜剥離を認め,急速に自然寛解する疾患である。これまで海外では29例の報告1〜5)があるが,本邦での報告はない。今回筆者らは,UAIMと考えられた1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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