icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科55巻12号

2001年11月発行

文献概要

臨床報告

外眼筋のT2緩和時間による甲状腺視神経症の評価

著者: 尤文彦1 前田利根1 井上トヨ子1 井上洋一1

所属機関: 1オリンピア眼科病院

ページ範囲:P.1871 - P.1875

文献購入ページに移動
 甲状腺眼症の活動性は,磁気共鳴画像(MRI)のT2値で評価できる。これを甲状腺視神経症15例15眼の評価に応用した。外眼筋肥大のない甲状腺眼症20例40眼を対照群とした。視神経症群では,ステロイド薬による治療後にT2値は有意に低下したが,対象群よりは高値であった。MRIのT2値が甲状腺視神経症の治療効果の判定に有用であることが結論される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?