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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科55巻12号

2001年11月発行

文献概要

解説

LASIK手術で医師の過失を認めた最初の判決の教えるもの—大阪地裁,平成12年判決全文を読んで

著者: 岩瀬光12

所属機関: 1岩瀬眼科医院 2武蔵野赤十字病院眼科

ページ範囲:P.1884 - P.1885

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1.はじめに
 2000年に大阪地裁で2つの「LASIK (laser insitu keratomileusis)手術に関して医師の過失を認めた判決」が出された。2000年6月7日判決(事案Aとする)と,2000年9月22日判決(事案Bとする)である。
 事案Aは1審で確定,事案Bは控訴中である。LASIKに関する判決はこれらが初めてだと思われ,今後予想されるLASIK手術自体の数の増加と,それに伴う紛争の増加を考えると,ここでその内容を紹介して,今後LASIKを行う側と受ける側双方の参考にしたいと思って筆を取った。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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