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今月の表紙
散瞳により前房内水晶体脱臼をきたしたMarfan症候群の症例
著者: 福井勝彦1 水流忠彦2
所属機関: 1旭川医科大学眼科 2自治医科大学眼科
ページ範囲:P.428 - P.428
文献購入ページに移動表紙の写真は,水晶体が前房内完全脱臼した直後にスリット光と背景照明を併用して撮影したものである。細隙灯顕微鏡検査では焦点深度が浅いため眼位をやや内側に傾斜させ,スリット光とカメラの傾斜角を広げて水晶体前嚢から後嚢までの焦点深度を捕捉したが,水晶体内に写り込む光源のキャッチライトを解除することは困難であった。フォトスリットはコーワ社製SC−1200,フィルムはFUJI-RHP (ISO400)を使った。
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