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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科55巻6号

2001年06月発行

文献概要

特集 第54回日本臨床眼科学会講演集 (4) 原著

続発緑内障,網膜出血を伴った慢性関節リウマチの1例

著者: 小山玲子1 杉山哲也1 奥野高司1 清水一弘1 池田恒彦1

所属機関: 1大阪医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1290 - P.1294

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 69歳女性が両眼の充血と霧視で受診した。高血圧,脳底動脈狭窄症,心筋梗塞,慢性関節リウマチの既往があった。両眼に眼圧上昇があり,強膜炎による続発緑内障と推定した。両眼に網膜出血があった。ステロイド薬点眼で眼圧と眼底所見は正常化した。レーザースペックル法で,治療前に網脈絡膜の血流低下と治療後の血流増加が認められ,強膜炎の治療効果の指標として有用であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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