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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科55巻7号

2001年07月発行

文献概要

臨床報告

中心視野が消失しつつある最末期緑内障における線維柱帯切除術

著者: 石橋健1 国松志保1 新家眞1

所属機関: 1東京大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1401 - P.1406

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 固視点にほとんど達する視野障害と視力低下があり,視野が消失する寸前にある最末期緑内障4症例4眼に,マイトマイシンCを併用した線維柱帯切除術を行い,7〜14か月間の経過を評価した。全4眼で良好な眼圧コントロールが得られた。視力は1眼で大幅に低下し,3眼で維持または改善された。視力低下眼では,術前のfoveal thresholdが9dBで他の3眼での19〜33dBよりも著しく低く,術翌日の眼圧が2mmHgで他の3眼での12〜20mmHgよりも著しく低かった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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