文献詳細
今月の表紙
文献概要
患者は63歳,女性。1993年4月,両眼霧視および視力低下を自覚し,他院を受診した。両眼ぶどう膜炎と診断され,加療していたが軽快せず,当院を受診した。
初診時,前眼部の強い炎症,眼底に夕焼け状眼底,Dalen-Fuchs-spotを認め,原田病と診断した。ステロイド療法にて経過観察中,徐々に右眼の白内障が進行し視力が低下したため,1997年10月に右眼白内障手術(PEA+IOL)を行った。術後視力は(1.0)と良好であったが,1998年7月に後発白内障が出現したため,ヤグレーザー後発切開術を行った。同年12月の受診時,後発切開のライン上にElschnig's pearlsを認めた。
初診時,前眼部の強い炎症,眼底に夕焼け状眼底,Dalen-Fuchs-spotを認め,原田病と診断した。ステロイド療法にて経過観察中,徐々に右眼の白内障が進行し視力が低下したため,1997年10月に右眼白内障手術(PEA+IOL)を行った。術後視力は(1.0)と良好であったが,1998年7月に後発白内障が出現したため,ヤグレーザー後発切開術を行った。同年12月の受診時,後発切開のライン上にElschnig's pearlsを認めた。
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