文献詳細
臨床報告
文献概要
緑内障の諸検査を施行した後,病態説明を行い,少なくとも1年以上,外来で経過を観察した開放隅角緑内障,高眼圧症,glaucoma-like disc 331例の再診状況を調べた。188例(56.8%)では「定期的」に,41例(12.4%)は「時々」,31例(9.4%)は「稀」に再来した。しかし,47例(14.2%)は受診が「中断」し,24例(7.2%)では再診がなかった。
再診状況と通院時間,年齢,治療の有無の関連を調べると,通院時間が短い群(p<0.02),年齢が高い群(p<0.001),治療群(p<0.001)で再診が多く,特に治療は再診への動機付けとなることが示された。一方,無治療で経過を観察した93例中54例(58.1%)にも「定期的」再診はみられた。
再診状況と通院時間,年齢,治療の有無の関連を調べると,通院時間が短い群(p<0.02),年齢が高い群(p<0.001),治療群(p<0.001)で再診が多く,特に治療は再診への動機付けとなることが示された。一方,無治療で経過を観察した93例中54例(58.1%)にも「定期的」再診はみられた。
掲載誌情報