icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科56巻1号

2002年01月発行

文献概要

連載 眼の遺伝病・29

XLRS1遺伝子異常とは?

著者: 和田裕子1 玉井信1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.14 - P.16

文献購入ページに移動
 網膜分離症1から7までのシリーズを見ていただくと,網膜分離症の臨床像は非常に多様性に富み,さらに遺伝子異常もさまざまであることがわかる。しかしながら,これだけ臨床像の多様性に富む疾患は,正確にかつ迅速に臨床診断を下すことが困難な場合が多い。そこで大きな役割を果たすのがこのXLRS1遺伝子診断である。このシリーズでは現在までにどのくらいの遺伝子異常が報告され,さらに筆者らがこのシリーズで報告した症例と遺伝子異常の関係を表にし,遺伝子異常による臨床像の違いがあるか否かを検討したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?