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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科56巻10号

2002年09月発行

文献概要

臨床報告

圧迫法による結膜下出血の治療

著者: 芳賀照行1

所属機関: 1はが眼科医院

ページ範囲:P.1447 - P.1449

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 結膜下出血を早期に吸収させるために,出血部位をステンレス棒で圧迫する方法を試みた。出血下の血管ができるだけ透見できる程度まで,主に角膜輪部から円蓋部方向に柔らかくこするように圧迫した。この結果,血液塊が拡散され,また吸収が早まった。血腫状になっていた例には注射針による穿刺も併用した。19例の原因不日月の結膜下出血に対して本方法を行い,最短で翌日,最長で9日,平均4.6日で血液塊が消失した。重大な合併症もなく,有用な方法と思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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