文献詳細
文献概要
やさしい目で きびしい目で・34
患者さんと医師の関係
著者: 西田朋美1
所属機関: 1横浜市立大学眼科
ページ範囲:P.1571 - P.1571
文献購入ページに移動 一昨年になるが,私は「第1回国際シルクロード病(ベーチェット病)患者の集い」の事務局長を務めさせていただいた。あれから早くも2年が経ち,「第2回国際シルクロード病(ベーチェット病)患者の集い」が今年6月27〜29日,ドイツ,ベルリンで開催され,私も出席の機会を得た。今回は,「第10回国際ベーチェット会議」との同時開催であり,患者さんと医師の初の国際ジョイントミーティングとなった。
今回は,イギリスの患者代表Seaman氏とドイツ,ベルリン自由大学皮膚科Zouboulis教授が主になって準備を進めてくれた。私も前回主催した経験があるということで,大野重昭北海道大学大学院視覚器病学教授(横浜市大眼科前教授)とともにお手伝いさせていただいた。今回の集いでは,初の試みとして医師と患者の「Patients infom ISBD*」というジョイントセッションが設けられ,各国の患者,医師の代表が活動のあり方や問題点に関しての発表を行い,熱心な討論が行われた。次回は,2004年10月にトルコ,アンタリアで「第11回国際ベーチェット病会議」と同時開催で,「第3回国際シルクロード病(ベーチェット病)患者の集い」が開催されることになった。イスタンブール大学リウマチ内科学Yazici教授が次期会長であるが,患者活動にも大変ご理解があり,数々のご尽力をなされている方である。今後,将来的に患者の集いを充実化させることを目的で本格的な組織委員会を結成することを課題としてトルコでの集いに備えることになった。
今回は,イギリスの患者代表Seaman氏とドイツ,ベルリン自由大学皮膚科Zouboulis教授が主になって準備を進めてくれた。私も前回主催した経験があるということで,大野重昭北海道大学大学院視覚器病学教授(横浜市大眼科前教授)とともにお手伝いさせていただいた。今回の集いでは,初の試みとして医師と患者の「Patients infom ISBD*」というジョイントセッションが設けられ,各国の患者,医師の代表が活動のあり方や問題点に関しての発表を行い,熱心な討論が行われた。次回は,2004年10月にトルコ,アンタリアで「第11回国際ベーチェット病会議」と同時開催で,「第3回国際シルクロード病(ベーチェット病)患者の集い」が開催されることになった。イスタンブール大学リウマチ内科学Yazici教授が次期会長であるが,患者活動にも大変ご理解があり,数々のご尽力をなされている方である。今後,将来的に患者の集いを充実化させることを目的で本格的な組織委員会を結成することを課題としてトルコでの集いに備えることになった。
掲載誌情報