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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科56巻11号

2002年10月発行

文庫の窓から

「解剖新図」にみる眼の解剖

著者: 中泉行史 中泉行弘 斎藤仁男1

所属機関: 1研医会

ページ範囲:P.1624 - P.1626

文献概要

 明治5(1872)年に「解剖訓蒙」が出版され,同7(1874)年から同8(1875)年にかけて,大阪から米国の解剖書の翻訳「解剖新図」(図1)が出版された。今回はその眼の解剖部分について紹介する。
 この「解剖新図」は別名“人身地学”と記されていて,アナトミカール・アトラス,即ち解剖の地図という意味であるといわれている。米国,ペンシルバニアの賢理斯士(ヘンリー・スミス)の著書(1867)を浦谷義春が訳述(1873)したもので,掲出本は明治7(1874)年から同8(1875)年に出版されたものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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