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連載 眼の遺伝病・39
FSCN2遺伝子異常と網膜変性(3)
著者: 和田裕子1 玉井信1
所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1691 - P.1693
文献購入ページに移動 ひき続き,FSCN2遺伝子208delG変異を持つ網膜色素変性の家系を報告する。今回の報告は,家系内でもかなり表現型に多様性がある例である。
筆者らは2001年に初めて208delG変異が常染色体優性網膜色素変性を起こすことを報告した。しかし症例報告として臨床像を詳細に示すのは,「眼の遺伝病」のFSCN2遺伝子異常と網膜変性(1)から(3)のシリーズが初めてである。網膜色素変性をスクリーニングする際に表現型からスクリーニングする1つの指標にもなると考えられるので,ぜひ参考にしていただきたい。
筆者らは2001年に初めて208delG変異が常染色体優性網膜色素変性を起こすことを報告した。しかし症例報告として臨床像を詳細に示すのは,「眼の遺伝病」のFSCN2遺伝子異常と網膜変性(1)から(3)のシリーズが初めてである。網膜色素変性をスクリーニングする際に表現型からスクリーニングする1つの指標にもなると考えられるので,ぜひ参考にしていただきたい。
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