文献詳細
やさしい目で きびしい目で・26
文献概要
診療所を開いて36年間,この間の環境の変化は激しいものがある。いわゆる環境ホルモンが人体にとりこまれ,本来生体内で営まれる正常な作用が撹乱され,新たな疾病が出現している。アトピー性皮膚炎は30年前はあまり見られなかったが,このごろは乳児だけでなく成人型アトピーも多くなっている。フォルムアルデヒドによるシックハウス症候群もある。これら環境汚染物質が免疫力のバランスを崩し,これからも多くの疾病が出現する可能性がある。
自然のバランスが狂いはじめて,エボラ,ラッサ,エイズウイルスなど,危険なウイルスが続々登場しはじめている。
自然のバランスが狂いはじめて,エボラ,ラッサ,エイズウイルスなど,危険なウイルスが続々登場しはじめている。
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