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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科56巻5号

2002年05月発行

文献概要

今月の表紙

瞳孔膜遺残

著者: 冨山香織1 西田輝夫2

所属機関: 1宮田眼科病院 2山口大学眼科

ページ範囲:P.677 - P.677

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 患者は71歳,女性。2000年10月,左眼の視力低下を自覚し宮田眼科病院を受診した。初診時,網状になった瞳孔膜が虹彩巻縮輪から伸びており,褐色色素斑が水晶体表面に付着していた。白内障も認められ,視力は0.2(矯正不能)であった。2001年4月に白内障手術(PEA+PCL)と同時に瞳孔膜切除を行い,術後の視力は1.0(1.2)に改論された。
 撮影装置はコーワ社製PHOT SLIT LANP SC−1200を使い,フィルムはフジカラー400PROVIA,倍率は16倍,拡散フィルターを使用し,瞳孔膜を立体的に浮き出るように撮影した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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