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特集 角膜屈折矯正手術を手がける前に
角膜屈折矯正手術の功罪
著者: 西田輝夫1
所属機関: 1山口大学医学部分子感知医科学眼科学
ページ範囲:P.1191 - P.1193
文献購入ページに移動はじめに
医療の究極の目的が何らかの補助具を用いないで生活できるようにすることであるとすれば,屈折異常を外科的に矯正して眼鏡やコンタクトレンズを用いることなく,遠くの像を鮮明に見えるようにするには,間違いなく屈折矯正手術は理想である。実際に,青年期や壮年期での近視あるいは熟年期での老視により,鮮明な像を得ることのできない人々にとって,眼鏡やコンタクトレンズを用いないで生活することへの憧れは極めて強いものがある。
医療の究極の目的が何らかの補助具を用いないで生活できるようにすることであるとすれば,屈折異常を外科的に矯正して眼鏡やコンタクトレンズを用いることなく,遠くの像を鮮明に見えるようにするには,間違いなく屈折矯正手術は理想である。実際に,青年期や壮年期での近視あるいは熟年期での老視により,鮮明な像を得ることのできない人々にとって,眼鏡やコンタクトレンズを用いないで生活することへの憧れは極めて強いものがある。
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