icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科56巻7号

2002年07月発行

文献概要

特集 角膜屈折矯正手術を手がける前に

手術室などの準備

著者: 江口秀一郎1

所属機関: 1江口眼科病院

ページ範囲:P.1199 - P.1205

文献購入ページに移動
はじめに
 2000年にエキシマレーザーを用いた屈折矯正手術が厚生労働省の認可を得て以来,本手術を行う眼科医療施設が増加してきている。しかし,屈折矯正手術は,対象となる患者の多くがコンタクトレンズや眼鏡で良好な矯正視力を得られる患者であり,手術における合併症防止は従来の眼科手術に比べてさらに重要であることは論を俟たない。しかし,これからエキシマレーザー屈折矯正手術を始めようとする眼科医が,全員,経験豊富な指導医と確立した手術環境の下で手術教育を始めることができるわけではない。従来の眼科領域で一般的であった白内障手術や網膜硝子体手術とは異なる手術戦略や環境が必要な本手術のセットアップに関して留意点を述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら