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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科56巻7号

2002年07月発行

特集 角膜屈折矯正手術を手がける前に

【手術室などの準備—私の場合】手術室ドア,温度・湿度管理,手洗いの工夫

著者: 藤田善史1

所属機関: 1藤田眼科

ページ範囲:P.1206 - P.1206

文献概要

 LASIK用手術室は,リカバリールームから入るようになっている。リカバリールームは,木製の仕切りで2つに区切り,白内障手術用に6脚のリクライニングチェア,LASIK用に5脚の椅子を置いている。LASIK手術中,患者家族は,手術の進行状況をシースルーの手術室ドアから,手術画面をモニターでみることができる(図1)。リカバリールームでは2名のスタッフが介護にあたり,術前点眼,注意事項を患者に説明した後,手術室に入ってもらう。もう1名のスタッフは,モニターを見ながら患者および家族への説明を行う。リカバリースタッフもシースルーの自動ドアを利用し,手術の状況を把握することができ便利である。
 当院の手術室の大きさは5.2×4.9mで,クラス10.000のヘパフィルターと温度・湿度を,1年を通じて一定に保つための除湿機を常時作動させている。当院での温度・湿度については図2のとおりである。温度はほぼ一定であるが,湿度は冬と夏でやや変動がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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