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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科56巻7号

2002年07月発行

文献概要

特集 角膜屈折矯正手術を手がける前に

術後の評価および合併症

著者: 合屋慶太1

所属機関: 1こやのせ眼科

ページ範囲:P.1218 - P.1226

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はじめに
 まずはじめに,エキシマレーザーによる屈折矯正手術,PRK (photorefractive keratectomy),LASIK(laser in situ keratomileusis)を新たにはじめる前に知っておくべきことを述べる。
 視力については,大体どこの施設でも90%前後の症例で術後に目標とした視力が得られている。術後の屈折状態は,PRK, LASIKともに程度の差はあるものの,術直後1か月ぐらい過矯正の状態が続き,その後,術後3か月くらいまでにほぼ安定し目標の屈折状態になる。さらにその中で,手術による切除量の大きな症例,つまり手術による矯正量が大きな症例ほど低矯正,過矯正,regres—sionなどの矯正誤差が生じやすい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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