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特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略 Ⅰ.診断・治療の指針—私はこうしている 1.診断の指針
眼サルコイドーシス
著者: 石田敬子1
所属機関: 1ひよし眼科
ページ範囲:P.28 - P.29
文献購入ページに移動第1号患者から44年
医師になって50年,サルコイドーシスと出会ってから44年,いまだに向き合って過ごしているが,まだまだわからない疾患である。
昭和30年代の初め,激しいぶどう膜炎,高眼圧の患者さんが来院した。入院させ精査しても原因は不明で,6か月の悪戦苦闘の末やっと消炎した。退院後しばらくして,検診で両側肺門部リンパ節の腫脹(bilat—eral hilar lymphadenopathy:BHL)を指摘され来院したので,再度内科を受診させたところサルコイドーシスと判明した。これが第1号の患者さんであった。
医師になって50年,サルコイドーシスと出会ってから44年,いまだに向き合って過ごしているが,まだまだわからない疾患である。
昭和30年代の初め,激しいぶどう膜炎,高眼圧の患者さんが来院した。入院させ精査しても原因は不明で,6か月の悪戦苦闘の末やっと消炎した。退院後しばらくして,検診で両側肺門部リンパ節の腫脹(bilat—eral hilar lymphadenopathy:BHL)を指摘され来院したので,再度内科を受診させたところサルコイドーシスと判明した。これが第1号の患者さんであった。
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