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特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略 Ⅱ.治療の実際 1.薬物治療の実際
交感神経刺激薬
著者: 谷口徹1
所属機関: 1谷口眼科
ページ範囲:P.146 - P.148
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エピネフリンに眼圧下降作用があることは1世紀近く前から知られていた。エピネフリンは交感神経のα受容体(α1,α2)とβ受容体(β1,β2)のいずれにも作用する非選択性交感神経刺激薬である。現在本邦では,エピネフリンのプロドラッグであるジピベフリンが眼圧下降薬として使用されている。また,交感神経α2刺激薬であるアプラクロニジンが前眼部レーザー治療後の眼圧上昇を抑制する薬剤として用いられている。
エピネフリンに眼圧下降作用があることは1世紀近く前から知られていた。エピネフリンは交感神経のα受容体(α1,α2)とβ受容体(β1,β2)のいずれにも作用する非選択性交感神経刺激薬である。現在本邦では,エピネフリンのプロドラッグであるジピベフリンが眼圧下降薬として使用されている。また,交感神経α2刺激薬であるアプラクロニジンが前眼部レーザー治療後の眼圧上昇を抑制する薬剤として用いられている。
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