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特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略 Ⅱ.治療の実際 2.レーザー治療の実際
レーザー虹彩切開術
著者: 杉山和久1 稲積幸介1
所属機関: 1岐阜大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.164 - P.168
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レーザー虹彩切開術(laser iridotomy:LI)は,アルゴンレーザーまたはヤグレーザーを用いて虹彩周辺部に小穿孔を作製し,それによって非観血的に瞳孔ブロックを解除する術式である。現在では角膜浮腫や極度の浅前房などの特殊な症例を除いて観血的手術である周辺虹彩切除術はほとんど行われなくなり,レーザー虹彩切開術が主流術式となっている。本稿では,レーザー虹彩切開術の奏効機序,適応,手技,合併症について解説する。
レーザー虹彩切開術(laser iridotomy:LI)は,アルゴンレーザーまたはヤグレーザーを用いて虹彩周辺部に小穿孔を作製し,それによって非観血的に瞳孔ブロックを解除する術式である。現在では角膜浮腫や極度の浅前房などの特殊な症例を除いて観血的手術である周辺虹彩切除術はほとんど行われなくなり,レーザー虹彩切開術が主流術式となっている。本稿では,レーザー虹彩切開術の奏効機序,適応,手技,合併症について解説する。
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