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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科56巻9号

2002年09月発行

文献概要

特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略 Ⅱ.治療の実際 3.手術治療の実際

Viscocanalostomy慎重派の立場から

著者: 松元俊1

所属機関: 1東京逓信病院眼科

ページ範囲:P.207 - P.209

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 緑内障の手術方法を選択する場合は,①眼圧下降効果,②手術の早期および晩期合併症,③手術の難易度(術者の手術成績),などを総合的に勘案して術式を決定しなければならない。緑内障手術の第1の目的は,点眼・内服などの保存的治療法では十分にコントロールできない眼圧を,その患者の視機能を維持する上で必要と思われるレベルまで下げることにある。そこで,従来のマイトマイシンCを併用した線維柱帯切除術(MMCトラベクレクトミー)よりもviscocanalostomyを選択すべきか否か,上記3つの観点から検討してみよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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