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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科56巻9号

2002年09月発行

文献概要

特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略 Ⅱ.治療の実際 3.手術治療の実際

Suture canalization(風間法)

著者: 風間成泰1

所属機関: 1松江赤十字病院眼科

ページ範囲:P.224 - P.225

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 開放隅角緑内障に対する手術療法としては,長らくトラベクロトミー(以下,ロトミー)とトラベクレクトミー(以下,レクトミー)が行われてきた。近年それらの術式の長所・短所から,症例の背景,進行度などにより両者の術式が使い分けられているが,まだまだ理想の緑内障手術ではない。結局,現在の緑内障手術は,眼圧は下がるが併発症の多いレクトミー系にするか,眼圧はハイティーンだが安全なロトミーにするか,の選択を迫られるのが現状であろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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