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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科56巻9号

2002年09月発行

文献概要

特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略 Ⅱ.治療の実際 4.難治性緑内障治療の実際

先天緑内障の治療

著者: 勝島晴美1

所属機関: 1勝島眼科

ページ範囲:P.241 - P.244

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はじめに
 わが国における先天緑内障の新規発見患者数は,アンケート調査によれば,1992年度が38例,1993年度が35例であった1)。これらの結果から,発症頻度は原発先天緑内障が5万人に1人,他の眼形成異常を伴う先天緑内障が10万人に1人であり,両者を合わせても3万人に1人と推計されている。緑内障発見の契機となる所見は,約半数の症例で角膜混濁または角膜径増大であり,原発先天緑内障の3大徴候とされる流涙,差明,限瞼痙攣は20%以下である1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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