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特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略 Ⅱ.治療の実際 4.難治性緑内障治療の実際
再手術例の治療
著者: 原岳1
所属機関: 1自治医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.249 - P.250
文献購入ページに移動代表的な濾過手術である線維柱帯切除術についてみると,線維柱帯切除術の術後眼圧調整成績は,投薬併用で5年後に眼圧16mmHg未満の調整が得られる確率は,代謝拮抗薬である5—フルオロウラシル(5—FU)またはマイトマイシンC (MMC)併用の場合では約75%である2)。症例によって目標眼圧は異なるものの,術5年後には約1/4の症例で再手術の検討が必要とされる可能性があることになる。
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