文献詳細
連載 緑内障手術手技・4
文献概要
プローブの挿入
まず,プローブの径を決定することが大切である(プローブは,現在,直径13mm,14mm,15mmの3種類が市販されている)。シュレム管の露出を確認した後で,実際にプローブをシュレム管の上に置いて,シュレム管のカーブとプローブのカーブを合わせてみる(図1)。角膜径が大きいとプローブの径は大きいものが必要となるが(先天緑内障などで角膜径が大きくなっている場合や男性の場合),筆者は15mmを基本として使用している。
プローブの径が小さいと,先から突き破るようになり内壁を切開しやすいが,早期穿孔を起こしやすくなる。逆に,径が大きいと早期穿孔の心配は少なくなるが,内壁を破り難くなる。
まず,プローブの径を決定することが大切である(プローブは,現在,直径13mm,14mm,15mmの3種類が市販されている)。シュレム管の露出を確認した後で,実際にプローブをシュレム管の上に置いて,シュレム管のカーブとプローブのカーブを合わせてみる(図1)。角膜径が大きいとプローブの径は大きいものが必要となるが(先天緑内障などで角膜径が大きくなっている場合や男性の場合),筆者は15mmを基本として使用している。
プローブの径が小さいと,先から突き破るようになり内壁を切開しやすいが,早期穿孔を起こしやすくなる。逆に,径が大きいと早期穿孔の心配は少なくなるが,内壁を破り難くなる。
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