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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科57巻11号

2003年10月発行

文献概要

特集 眼感染症診療ガイド II.診断・治療のポイント 角膜

眼部帯状疱疹

著者: 高村悦子1

所属機関: 1東京女子医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.156 - P.161

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はじめに

 水痘・帯状疱疹ウイルス(varicella-zoster virus:VZV)は,初感染では水痘を発症しその後神経節の外套細胞に潜伏し,何らかの誘因でウイルスの再活性化が起こり,眼部帯状疱疹として再発する。健常人における再発の誘因は明らかではないが,若年者での再発やいくつかの神経節からの再発を短期間に起こす場合には,HIV感染など免疫機能が低下した状態が背景にある場合もある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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