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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科57巻11号

2003年10月発行

文献概要

特集 眼感染症診療ガイド II.診断・治療のポイント 眼内炎

転移性眼内炎―細菌性眼内炎

著者: 阿部達也1

所属機関: 1新潟大学大学院医歯学総合研究科生体機能調節医学専攻感覚統合医学講座視覚病態学分野

ページ範囲:P.236 - P.240

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疾患の特徴

1.概念

 細菌性の転移性眼内炎は,眼以外の臓器の感染巣から血行性に細菌が播種されて眼内の感染症が起こる疾患で,内因性眼内炎とも呼ばれる。このため手術後や外傷による外因性眼内炎とは異なり,眼球の穿孔創がなくても発症する。病態は細菌感染で起こる眼内の急性,非肉芽腫性,化膿性炎症である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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