文献詳細
特集 眼感染症診療ガイド
III.検査・治療の基礎知識
文献概要
キノロン系およびβラクタム系(ペニシリン系およびセフェム系)以外の抗菌薬で,眼科で使われる抗菌薬としては,蛋白合成阻害薬であるマクロライド系,アミノグリコシド系,およびテトラサイクリン系抗菌薬,そしてβラクタム系と同じく細胞壁合成阻害薬ではあるがβラクタム環をもたないバンコマイシンおよびホスホノマイシンが挙げられる。
現在,抗菌薬の第一選択はキノロン系抗菌薬およびβラクタム系抗菌薬であり,これ以外の薬剤はキノロン系やβラクタム系抗菌薬に耐性をもった菌,細菌以外のクラミジアなどに対する使用が主である。表1にキノロンおよびβラクタム系以外で,眼科で使用される頻度の高い抗菌薬について示す。
現在,抗菌薬の第一選択はキノロン系抗菌薬およびβラクタム系抗菌薬であり,これ以外の薬剤はキノロン系やβラクタム系抗菌薬に耐性をもった菌,細菌以外のクラミジアなどに対する使用が主である。表1にキノロンおよびβラクタム系以外で,眼科で使用される頻度の高い抗菌薬について示す。
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