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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科57巻11号

2003年10月発行

文献概要

特集 眼感染症診療ガイド III.検査・治療の基礎知識

その他の抗菌薬の使い方

著者: 岡本茂樹1

所属機関: 1幸塚眼科医院

ページ範囲:P.304 - P.307

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 キノロン系およびβラクタム系(ペニシリン系およびセフェム系)以外の抗菌薬で,眼科で使われる抗菌薬としては,蛋白合成阻害薬であるマクロライド系,アミノグリコシド系,およびテトラサイクリン系抗菌薬,そしてβラクタム系と同じく細胞壁合成阻害薬ではあるがβラクタム環をもたないバンコマイシンおよびホスホノマイシンが挙げられる。

 現在,抗菌薬の第一選択はキノロン系抗菌薬およびβラクタム系抗菌薬であり,これ以外の薬剤はキノロン系やβラクタム系抗菌薬に耐性をもった菌,細菌以外のクラミジアなどに対する使用が主である。表1にキノロンおよびβラクタム系以外で,眼科で使用される頻度の高い抗菌薬について示す。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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