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近年,新たな緑内障点眼薬が続々と臨床応用可能となり,緑内障治療における選択の幅が広がっている。その一方で,これらの多くの薬剤のなかでいずれを第1選択薬,あるいは第2,第3選択薬とするかは,症例によって異なり頭を悩ます問題である。眼圧下降薬の選択権は一手に臨床家の手に委ねられており,そうした選択が患者の予後に直結することもある。本稿では,緑内障点眼薬の選択における標準的アウトラインあるいは問題点について述べる。
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