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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科57巻3号

2003年03月発行

文献概要

連載 眼の遺伝病 43

PAX6遺伝子異常と無虹彩症(1)

著者: 鈴木健史1 和田裕子1 玉井信1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.229 - P.231

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 無虹彩症は,先天的に虹彩の一部またはすべてが欠損している疾患で,眼底の黄斑部低形成,緑内障を合併することが多い。また,PAX6遺伝子異常で,常染色体優性無虹彩症,常染色体優性角膜形成不全,Peter奇形が起こることは現在ではよく知られている。

 今回はPAX6遺伝子,エクソン9にArg240stop変異を認めた1家系を報告する。この変異は既に海外でも無虹彩症の家系で報告されている代表的な遺伝子異常である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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