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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科57巻3号

2003年03月発行

特集 第56回日本臨床眼科学会講演集 (2)

硝子体手術を必要とした初回強膜内陥術後の網膜剝離再発例

著者: 宮村紀毅1 北岡隆1 林田裕彦1 雨宮次生1

所属機関: 1長崎大学大学院医歯薬総合科学研究科眼科学・視覚科学科教室

ページ範囲:P.263 - P.266

文献概要

要約 裂孔原性網膜剝離に対して強膜内陥術を行っても復位が得られず,硝子体手術を必要とした24例24眼の臨床像を検索した。裂孔不明,硝子体出血の合併,深部裂孔のある胞状網膜剝離,後部硝子体剝離のある白内障の合併などの6眼(25%)では,初回手術としての硝子体手術を積極的に行うべきであった。無水晶体眼,眼内レンズ挿入眼,中等度以上の白内障,巨大裂孔,深さが異なる複数の裂孔など9眼を加えた15眼(63%)が,硝子体手術の適応と判断された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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