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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科57巻3号

2003年03月発行

文献概要

特集 第56回日本臨床眼科学会講演集 (2)

光干渉断層計にて経過観察を行った強度近視性黄斑円孔網膜剝離の1例

著者: 川添裕子1 馬場隆之1 広瀬晶1 森山無価1 望月啜1

所属機関: 1東京医科歯科大学視覚応答調節学

ページ範囲:P.301 - P.304

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要約 65歳女性が6か月前からの左眼の変視症と中心暗点で受診した。左眼には-12Dの近視と,後部ぶどう腫内に限局する黄斑円孔網膜剝離があった。黄斑プロンベ縫着術により網膜剝離は復位し,術前0.02の矯正視力が術後1か月で0.15に改善した。光干渉断層計(OCT)による検索が網膜剝離の診断,網膜下液の状態,網膜復位の過程の観察に有用であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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