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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科57巻4号

2003年04月発行

特集 第56回日本臨床眼科学会講演集 (3)

マイトマイシンC併用非穿孔性線維柱帯切除術の中期予後

著者: 王暁霞1 萩原直也1 伊藤賢司1 南雲日立1 岸章治1

所属機関: 1群馬大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.445 - P.447

文献概要

要約 マイトマイシンC併用非穿孔性線維柱帯切除術を行った20眼での中期結果を検討した。対象は原発開放隅角緑内障10眼,正常眼圧緑内障10眼であった。術後の観察期間は平均12か月であった。全20眼の術前の平均眼圧は19.0±5.6mmHgで,術後12か月の平均眼圧は11.6±3.0mmHgであり,有意な眼圧下降が得られた(p<0.05)。合併症として周辺虹彩前癒着が12眼に認められ,レーザーによる隅角穿孔や隅角形成術が必要であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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