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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科57巻4号

2003年04月発行

特集 第56回日本臨床眼科学会講演集 (3)

最近5年間の眼内炎の臨床解析

著者: 渡辺賢1 宮内修1 末廣伸太郎1 浅海紀子1 池尻充哉1 四倉次郎1 津山嘉彦1 安達惠美子1

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院視覚病態学

ページ範囲:P.495 - P.498

文献概要

要約 過去5年間に加療した眼内炎36例36眼につき,原因,治療法,予後を中心に検索した。男性20例,女性16例であり,年齢は15歳から85歳,平均62歳であった。原因は,角膜潰瘍18眼,外傷7眼,手術6眼,内因性1眼であり,4眼では不明であった。治療は,薬剤投与のみ18眼,前房洗浄3眼,硝子体手術8眼,眼球摘出または内容除去7眼であった。多変量解析で,感染の範囲と発症から治療までの間隔が視力の転帰に有意な影響を与えると判断された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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