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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科57巻5号

2003年05月発行

文献概要

特集 第56回日本臨床眼科学会講演集 (4) 専門別研究会

Evidence Based Eye Surgery(旧称:無水晶体眼JARG)

著者: 大木孝太郎1

所属機関: 1大木眼科

ページ範囲:P.874 - P.875

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 現在,多くの医療分野において,その医療行為の客観的有用性に基づく治療,いわゆるevidence based medicineが注目を集めている。われわれが行う手術という治療手段においても,今後はevidenceに基づく評価・議論が行われていくものと考えられるが,手術という外科的手段におけるevidence作りは容易なものではない。これまで本研究会は「無水晶体眼」の会名のもとで多くの情報交換を行ってきたが,今回から先に述べた現状認識のもとに,研究会の主題を眼科手術におけるevidenceにおくことにし,名前も「Evidence Based Eye Surgery」とし,今後活動していく。今回は,先述のEvidenceも含め,以下の5つのE(Ethics,Efficacy,Education,Economy)の視点から眼科手術について考え,われわれの持つ現実的な問題点と今後進むべき方向性をテーマにした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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