icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科58巻1号

2004年01月発行

文献概要

連載 日常みる角膜疾患10

格子状角膜ジストロフィ

著者: 森重直行1 山田直之1 西田輝夫1

所属機関: 1山口大学医学部分子感知医科学講座(眼科学)

ページ範囲:P.24 - P.27

文献購入ページに移動
 症例

 患者a:46歳,男性

 初診:1998年11月

 現病歴:主訴は両眼の視力低下。40歳頃より視力低下と眼痛発作を繰り返してきた。初診時,視力は右眼0.02,左眼0.02,眼圧は右眼12mmHg,左眼11mmHgであった。両眼角膜実質浅層から中層にかけて細い線状混濁(lattice line)と角膜中央部の円形の上皮性混濁を認めた(図1a)。1999年6月に左眼,2002年2月に右眼の全層角膜移植を施行された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?