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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科58巻11号

2004年10月発行

特集 白内障手術の傾向と対策―術中・術後合併症と難治症例

Ⅱ.術後合併症の予防と対処

眼内レンズパワー誤差

著者: 高良由紀子1

所属機関: 1県西部浜松医療センター眼科

ページ範囲:P.129 - P.133

文献概要

 傾向

 白内障手術が洗練されるとともに,矯正視力だけではなく,術後屈折度に対する患者の欲求の程度も高くなっている。眼内レンズパワー誤差による術後屈折誤差は,大きな問題であり,訴訟の原因となることもある。

 眼内レンズパワー計算式の進歩により,以前に比べ予想屈折度精度は上昇しているが,さまざまな要素によって誤差を生じる。眼内レンズパワー計算式で術後屈折度誤差に関連する重要な要素は,眼軸長,角膜屈折力,前房深度値である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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