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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科58巻11号

2004年10月発行

文献概要

特集 白内障手術の傾向と対策―術中・術後合併症と難治症例 Ⅲ.ハイリスク症例―私はこうする

角膜混濁眼の白内障

著者: 藤澤邦俊1 清水公也1

所属機関: 1北里大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.191 - P.195

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 はじめに

 近年の白内障手術の進歩により,小切開での手術が主流となっている現在においては,その手術適応も拡大してきているように思う。しかし角膜混濁例などは視認性が悪く,術中操作の困難さから合併症も生じやすい1~5)。そのような症例に対しては,合併症の発生を最小限に抑え術後のquality of vision(QOV)を向上させるために,十分な術前検査で患者の状態を把握し,それに対しての綿密な手術計画を立てることが重要である。最近では治療法,使用器具においていろいろなオプションがあり,それらのいずれを選択し組み合わせたらよいか,術者側にも高度なテクニックと正確な知識が必要となる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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