icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科58巻11号

2004年10月発行

特集 白内障手術の傾向と対策―術中・術後合併症と難治症例

Ⅲ.ハイリスク症例―私はこうする

偽落屑症候群の白内障

著者: 大槻潔1

所属機関: 1仙台駅東口大槻眼科

ページ範囲:P.196 - P.199

文献概要

 はじめに

 偽落屑症候群(pseudoexfoliation syndrome)の白内障手術に際しての問題点は,①毛様小帯(チン小帯)の脆弱性,②小瞳孔,③囊性緑内障の合併などである。注意深く術前検査でこれらの点を観察し,あらかじめ症例ごとに対策を立て手術を行うことが,術中・術後の合併症を最小限に抑えるために必要である。なかでも毛様小帯が脆弱な症例が最も厄介で,今回はその対処法に絞って述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら