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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科58巻11号

2004年10月発行

特集 白内障手術の傾向と対策―術中・術後合併症と難治症例

資料:私の使用している白内障手術クリニカルパス

大学病院

著者: 植田俊彦1

所属機関: 1昭和大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.276 - P.279

文献概要

 クリニカルパス導入前

 当院は病床数885床の大学病院である。クリニカルパスは1996年より作成を開始し,現在約240種が使用されている。白内障手術を1,300件/年行っている。白内障手術は入院の場合でも3泊4日と短期間の入院にもかかわらず,診療録は大学病院全体で統一された診療録形式に従う必要がある。すなわち,以下の書類が必要となる。

 ・入院診療録サマリー(2枚) ・診療記録の表紙

 ・既往歴用紙        ・入院治療計画書

 ・診療記録の2号用紙(3枚)

 ・手術記録(2枚)      ・説明同意書

 ・説明同意書の別紙     ・コスト伝票

 ・薬剤管理指導依頼書    ・看護情報1,2

 ・系統レビュー       ・フローシート

 ・輸液管理チェック表    ・白内障パス

 ・ミニプリント貼付用紙   ・温度板

 なるべく効率をよくするために,定型とスタイルを異にした白内障専用の診療録の作成を計画した。大学には診療録管理室という部門がある。診療録の保存管理の問題で未解決の点があるものの,その部署と連携して作成に取りかかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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