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加齢黄斑変性の分子遺伝学
著者: 吉田茂生1
所属機関: 1九州大学大学院医学系研究科眼科学
ページ範囲:P.2063 - P.2068
文献購入ページに移動 ゲノムプロジェクトの完了により,ヒトの全遺伝情報が明らかになった現在,稀な単因子性の疾患のみならず,多因子性疾患である加齢黄斑変性(aged-related macular degeneration:AMD)の疾患感受性遺伝子を明らかにしようとする試みが,米国を中心に加速している。AMDの疾患感受性遺伝子の解明は,発症予防や,病因に基づいた新しい治療などにつながり,今後の眼科臨床に大きく貢献することが期待される。AMDの分子遺伝学の現況について概説する。
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