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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科58巻12号

2004年11月発行

連載 眼の遺伝病63

RPGR遺伝子異常による網膜変性(1)―g.ORF15+249delC変異とX染色体劣性網膜色素変性

著者: 板橋俊隆1 和田裕子1 玉井信1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.2070 - P.2072

文献概要

 RPGR遺伝子は1996年にX染色体劣性網膜色素変性(XLRP)の原因遺伝子として同定され1,2),その後2000年に遺伝子変異のホット・スポットである新規エクソンORF15が報告された3)。欧米では,XLRP患者の60~66%にエクソンORF15の遺伝子異常が確認されている3,4)。今回はRPGR遺伝子の新規変異,g.ORF15+249delC変異を認めたX染色体劣性網膜色素変性家系の遺伝子解析結果と臨床像について報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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