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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科58巻13号

2004年12月発行

特集 コンタクトレンズ2004

コンタクトレンズにおける眼光学

著者: 魚里博1

所属機関: 1北里大学医療衛生学部

ページ範囲:P.2211 - P.2220

文献概要

 はじめに

 コンタクトレンズ(以下,CL)と眼球光学系の光学概念を正しく理解しておくことは,レンズの処方やそれに必要な諸検査のみならず結果の解釈を誤らないために極めて重要であり,必須の要件である。基本的には幾何光学の知識で十分であるが,最近では,物理(波動)光学の知識が必要なものも登場している。もちろんCL単体の光学概念も大切であるが,眼球との合成系で矯正することを考えれば,眼球光学系の概念も極めて重要である。

 本稿では,CL,眼鏡,矯正手術などの各種屈折矯正法の光学特性に重点を置き,比較検討を行いながらコンタクトレンズにおける眼光学を解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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