文献詳細
特集 コンタクトレンズ2004
文献概要
はじめに
コンタクトレンズ(以下,CL)と眼球光学系の光学概念を正しく理解しておくことは,レンズの処方やそれに必要な諸検査のみならず結果の解釈を誤らないために極めて重要であり,必須の要件である。基本的には幾何光学の知識で十分であるが,最近では,物理(波動)光学の知識が必要なものも登場している。もちろんCL単体の光学概念も大切であるが,眼球との合成系で矯正することを考えれば,眼球光学系の概念も極めて重要である。
本稿では,CL,眼鏡,矯正手術などの各種屈折矯正法の光学特性に重点を置き,比較検討を行いながらコンタクトレンズにおける眼光学を解説する。
コンタクトレンズ(以下,CL)と眼球光学系の光学概念を正しく理解しておくことは,レンズの処方やそれに必要な諸検査のみならず結果の解釈を誤らないために極めて重要であり,必須の要件である。基本的には幾何光学の知識で十分であるが,最近では,物理(波動)光学の知識が必要なものも登場している。もちろんCL単体の光学概念も大切であるが,眼球との合成系で矯正することを考えれば,眼球光学系の概念も極めて重要である。
本稿では,CL,眼鏡,矯正手術などの各種屈折矯正法の光学特性に重点を置き,比較検討を行いながらコンタクトレンズにおける眼光学を解説する。
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