文献詳細
特集 コンタクトレンズ2004
文献概要
はじめに
コンタクトレンズは眼鏡では十分に矯正できない屈折異常のために,PMMA(polymethylmethacrylate)素材のハードレンズで始まった。その後,装用感の向上を求めてHEMA(hydroxyethyl meth-acrylate)素材のソフトレンズが加わった。旋盤を用いた手作業で単純な球面を組み合わせて作製されたコンタクトレンズも,コンピュータの発達に伴い作業が自動化され,さまざまなデザインのレンズ制作が可能になった。また,ソフトレンズではスピンキャストやモールド法などの製造法の開発に伴い,いろいろなデザインのレンズを安価に製造することができるようになり,コンタクトレンズのバリエーションは大きく膨れ上がってきている。素材,デザイン,使用方法,用途面からバリエーションを整理してみよう。
コンタクトレンズは眼鏡では十分に矯正できない屈折異常のために,PMMA(polymethylmethacrylate)素材のハードレンズで始まった。その後,装用感の向上を求めてHEMA(hydroxyethyl meth-acrylate)素材のソフトレンズが加わった。旋盤を用いた手作業で単純な球面を組み合わせて作製されたコンタクトレンズも,コンピュータの発達に伴い作業が自動化され,さまざまなデザインのレンズ制作が可能になった。また,ソフトレンズではスピンキャストやモールド法などの製造法の開発に伴い,いろいろなデザインのレンズを安価に製造することができるようになり,コンタクトレンズのバリエーションは大きく膨れ上がってきている。素材,デザイン,使用方法,用途面からバリエーションを整理してみよう。
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