icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科58巻13号

2004年12月発行

臨床報告

屈折矯正手術3年後の視神経乳頭形状の比較

著者: 金成愛1 庄司信行2 有本あこ3 清水公也4

所属機関: 1武蔵野赤十字病院眼科 2北里大学医療衛生学部視覚機能療法学 3神奈川歯科大学附属横浜クリニック 4北里大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.2281 - P.2284

文献概要

 Laser in situ keratomileusis(LASIK)による屈折手術を行った9例9眼で,3年後の視神経乳頭の形状の変化を検索した。術中の一過性高眼圧の影響を知ることが目的である。年齢は平均28.0±5.2歳,平均屈折値は術前-7.1±2.3D,術後-0.64±1.2Dであった。乳頭形状の検索にはHeidelberg Retina Tomographを使った。その結果,すべてのパラメーターは,術前と術3年後で有意差はなかった。LASIK術中に生じる一過性高眼圧は,3年後の視神経乳頭の形状に影響しないと結論される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら