文献詳細
文献概要
連載 他科との連携
研修医時代の経験を生かして
著者: 峯正志1
所属機関: 1奈良県立三室病院眼科
ページ範囲:P.1074 - P.1075
文献購入ページに移動 私は現在,眼科医として2年目ですが,眼科に入局する以前,研修医時代の2年間をローテートの研修医として過ごしました。研修医時代には,内科をはじめとして外科,麻酔科,小児科などいくつかの診療科を回りました。私の受けた研修プログラムではある程度の選択の幅が認められていたため,内科の期間を長く取り,急性期の対応から終末期医療,外来診療などさまざまな経験ができました。
眼科医1年目
その研修を終えたあと現在の眼科に入局したのですが,諸般の事情から1年目ですぐに公立病院へ研修を終えた眼科医として赴任することになってしまいました。もちろん,最初は眼底をみることもできなければ,手術の道具も見たことのないものばかりでした。そのようにわからないことばかりでしたので,自分としてもかなり大変でしたが,それ以上に周囲のスタッフや患者の方々に大いに迷惑をかけたのではないかと思います。無知ゆえの恐ろしさというのか,その当時はあまり感じなかったのですが,今思えばかなり危うかったと反省することも少なからずあります。それでも,上司の先生方や周囲のスタッフのサポートのおかげで,何とか大きな失敗もせずに今までやってくることができました。
眼科医1年目
その研修を終えたあと現在の眼科に入局したのですが,諸般の事情から1年目ですぐに公立病院へ研修を終えた眼科医として赴任することになってしまいました。もちろん,最初は眼底をみることもできなければ,手術の道具も見たことのないものばかりでした。そのようにわからないことばかりでしたので,自分としてもかなり大変でしたが,それ以上に周囲のスタッフや患者の方々に大いに迷惑をかけたのではないかと思います。無知ゆえの恐ろしさというのか,その当時はあまり感じなかったのですが,今思えばかなり危うかったと反省することも少なからずあります。それでも,上司の先生方や周囲のスタッフのサポートのおかげで,何とか大きな失敗もせずに今までやってくることができました。
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