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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科58巻7号

2004年07月発行

連載 緑内障手術手技・13

周辺虹彩切除術

著者: 黒田真一郎1

所属機関: 1永田眼科

ページ範囲:P.1140 - P.1144

文献概要

 セッティング

 ベッド・顕微鏡

 基本的に周辺虹彩切除術(peripheral iridectomy:PI)は上方からのアプローチとなるため,ベッド,顕微鏡のセットは他の緑内障手術の上方アプローチの場合と同様に考えればよい。術野が確認しやすいように,やや顎を下げぎみに調節する。

 制御糸

 他の上方アプローチの緑内障手術の場合と同様,制御糸は上直筋付着部へかけ,開瞼器の上から手前に引き,眼球を下転させる(筋付着部へ制御糸を掛ける場合は,患者に下転してもらった状態で,血管の走行などから結膜を通して筋付着部を確認し,この部位を有鉤鑷子でつかみ,鑷子の下に針を通すようにすると確実である)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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